鋼殻のレギオス2 サイレント・トーク/雨木シュウスケ
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[評価:★★★☆☆]
前回の戦いで、主人公のレイフォンは
元武芸都市のトップ10・天剣としての
実力を発揮し、汚染獣の襲撃から
学園都市ツェルニを守りきった。
学園都市は、しょせんプロを目指す卵の集団に
すぎない。それに対し、レイフォンは武芸で
名高い都市で戦い続けたプロ中のプロ。
実力の差という言葉では足りないほどの、
埋めがたい差がそこには広がっていた。
というわけで、レイフォンの立場上の上官である
小隊長のニーナは「これで勝つる!!!」
と興奮するのだった。
が、学内対抗戦で負けちゃうんだな。
全力ではないとはいえ、レイフォンが
そこそこやる気を出しているのだから、
負けること自体が不思議なのだが。。。
そこはほれ、お話の都合というやつである。
作者の都合と思って気にしなくてもイイのだが、
マジメなニーナさんは悩むのだった。
どうすれば勝てるのか?
やる気のない連中ばかりなので、
チームワークは期待できない。
そこで、ニーナは自分が強くなればいい、
少なくとも、レイフォンの足手まといに
ならないほどの強さを身につければイイと考える。
というわけで。
今回のニーナさんはオーバーワークである。
もう、必死に必死に必死に必死に特訓である。
とはいえ、ちょろっと特訓しただけで
レイフォンの領域にたどり着けるなら、
みんながみんな天剣なわけでして。
結局、ニーナさんは過労でパッタリと
気絶するだけなのだった。
このあたりはねー、いや、読んでいて
カワイそうだなーと思ったわけ。
ドラゴンボールで表現するとね
・レイフォン=孫悟空
・ニーナ=ヤムチャ or クリリン
なわけですよ。
レイフォンは戦闘の天才。
ニーナは一般人代表なわけです。
なんか敵がきたら、クリリンとかって、
頑張って修行してるんだよね。いつも。
でもさ、彼らに割り当てられる役回りって、
しょせんは実況中継なわけだよ。
「悟空!!! アブナーイ!」とか
「動きが速すぎて俺たちには見えない!」とか、
「このままじゃ、地球が壊れる!」とか。
普通、そんな役しかなかったら、修行しないよね。
「悟空に任せときゃ、いいんじゃね?」みたいな。
「俺、家で寝てるから悟空がんばれよ」みたいな。
と、思うのだけど、彼らは毎回毎回、
修行するんだよ。おそらく、いつか
悟空に追いつく日のために。
それと同じで、ニーナさんは、一生懸命、
修行し続けるのです。やはり、上官として
足手まといになる状況は避けたいのだろう。
そらまー、部下が自分の二京倍強いわけですから。
上官のメンツってーものがあるわけです。
とはいえ、結局、そんなムチャな突貫工事が
実るわけでもなく、ニーナさんはぶっ倒れて、
ようやく自分の過ちに気づく。
> そうだな。。。わたしがぐらついていただけなんだな。
> わたしたちは仲間なんだ。だから、全員で強くなろう。
結局、最後の最後、老成体の汚染獣との戦いにおいて、
ニーナさんは的確な作戦を提示し、指揮官としての
存在感を発揮して存在感を発揮する。技術より頭脳。
レイフォンは脳筋バカの道をばく進するのに対し、
ニーナさんは作戦立案者としての住みわけをするのかな。
ニーナさん的には自分の価値を発揮できる
ようになったので、よかったことだろう。
とはいえ。。。レイフォンとフェリが本気を
出せば、対人戦ではニーナもシャーニッドも別にいらn
あ、いや、何でもない。気のせいだ。
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