涼宮ハルヒの日常「涼宮ハルヒの退屈(ハルヒ3)/谷口流」
関連するタグ: 涼宮ハルヒの退屈 涼宮ハルヒ 谷口流 ラノベ ライトノベル コメディハルヒ・シリーズの第三巻である。
今回は短編集。実に。実に面白い。
ハルヒの暴走する日常を描く形式の本作は、短いタイミングで一発ネタのように打ち上げる短編のほうが似合うのかもしれない。
起伏が短いのがイイネ。
トラブルメイカーのハルヒが落ち込むと低調になりやすい物語なのに、物語の形式上、どうしてもハルヒを落ち込ませる必要があるのが本作の弱点。短編なら落ち込み時間自体が短いので、それほど気にならないんだな。
今回、というかか、いつものことだが宇宙人・長門ユキが大活躍である。
草野球大会に出場し、強豪を相手に押されまくるSOS団。鬱憤のたまるハルヒを抑えるため、長門のとった行動は?
やがてベンチまで歩いてきた長門は、俺にバットを手渡して、
「それ」
使い古しのバットを指さし、
「属性情報をブースト変更」と言った。
「なにそれ?」と俺。長門はしばらくじっと俺を見つめてから、
「ホーミングモード」
要約すると。。。
バットを誰が打ってもホームランになるように改造した。ホーミングもするので、バットがボールに勝手に当たる。
要約っていうか、文字数増えてるってのはツッコんじゃダメ。絶対!
作者も長門が「何とかしすぎ」なのは気づいたようで、
あとがきで「シリーズタイトルそのものを『がんばれ長門さん』にしようかと思い始めた」などと書いている。
まー、それくらい長門が活躍している。
「長門は俺の嫁」という発言をネットでたまにみるが、なるほど、この冷静な仕事人タイプのカッコよさは惚れる人も多いだろうな。
各話のあらすじはこんな感じ。
・涼宮ハルヒの退屈
SOS団率いるハルヒが草野球大会に出場する
・笹の葉ラプソディ
七夕の日。みくるに呼び出されたキョンは過去に戻り、中学生のハルヒと出会う。
・ミステリックサイン
消えた電脳部の部長とハルヒが作ったサイトのバナーの因果関係とは?
・孤島症候群
古泉の紹介で訪れた孤島の別荘。そこで殺人事件が起こる。。。
あ。ちなみに。
1、2で書いたとおり、ハルヒたちの個性ではなく、キョンのツッコミをメインに読んだほうが面白いと思うので、そこは注意してね。約束だよ!
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